「プレゼン資料作成に時間がかかる」「デザインセンスがなく資料の見栄えが悪い…」
資料作成でそんな悩みを抱えていませんか?プレゼン資料はビジネス成功を左右する重要な要素ですが、作成には多くの時間と労力を要します。
そこで注目したいのがAIツールの活用。
AIを使えば、作業時間を短縮し、洗練されたデザインのプレゼン資料を簡単に作成できます。
本記事では、以下について解説します。
- おすすめのプレゼン資料用AIツール10選
- プレゼン資料作成にAIを使うメリット
- AIでプレゼン資料を作る際の注意点
- プレゼン資料用AIツールの選び方
この記事を参考に、AIを活用した効率的なプレゼン資料作成を始めましょう!

AIを使うと効率化が可能!使い方や注意点を確認しましょう!
プレゼン資料用AIツールの比較表


プレゼン資料の作成に特化したAIツールは、多数存在します。この章では、それぞれのツールの特徴を表でまとめてご紹介しています!
表に記載の情報はコンテンツ制作当時のものとなっております。実際の仕様や料金は変更されている可能性がございますので、サイトURLから公式サイトをご覧ください。
ツール名 | サイトURL | 主な特徴 | 日本語対応 | 対応フォーマット | 料金 |
---|---|---|---|---|---|
イルシル | https://irusiru.jp/ | ・日本人向けに特化して作られている ・豊富なテンプレート ・直感的に操作可能 | 〇 | ・PowerPoin | 作成ドキュメント3個まで、かつデータ出力無しは無料 パーソナル(¥1,680/月)ビジネス(¥2,980/月)※2週間トライアルあり |
Gamma | https://gamma.app/ | ・1行のプロンプトからスライドを自動生成可能 ・シンプルなUI | 〇 | ・PowerPoint | 400クレジットまで無料 Plus(¥1,500 /月)Pro(¥3,000 /月) |
Canva AIスライド | https://www.canva.com/ja_jp/features/ai-slide/ | ・テキストや写真からスライド作成可能 ・文章生成も可能 ・豊富なテンプレート | 〇 | ・PowerPoint | 無料利用可能(5GBのクラウドストレージなど) プロ(¥1,180/月)チームス(1人あたり¥1,500/月) |
Plus AI | https://plusai.com/jp | ・プロンプトやワード文書からスライド生成可能・生成資料は多言語対応 | ✕ | ・PowerPoint ・Googleスライド | 7日間無料トライアル Basic $10/月Pro $20/月Team $30/月 |
Beautiful.ai | https://www.beautiful.ai/ | ・デザインの最適化に強み ・テキストやグラフの要素入力でレイアウトの整ったスライドを生成可能 | ✕ | ・PowerPoint ・Googleスライド | 14日間無料トライアル Pro $12/月Team $40/月(Annually) |
SlidesAI | https://www.slidesai.io/ja | ・文章の入力でスライドの自動生成可能 ・内容に関連する画像も自動で提案 ・デザインのカスタマイズ可能 | 〇 | ・Googleスライド | 基本機能無料 プロ $10/月プレミアム $20/月 |
Microsoft 365 Copilot | https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/copilot/ | ・Microsoft製品間の作業が効率化できる ・Word文書やPDFからのスライド生成可能 ・強固なセキュリティ | 〇 | ・PowerPoint | 個人向け ¥3,200/月 |
SlidesGPT | https://slidesgpt.com/ | ・タイトルや概要を入力するだけでスライドの自動生成可能 ・ChatGPTのAI技術を使用したサービス | ✕ | ・PowerPoint ・Googleスライド | 基本機能無料 Pay-Per-Download(ダウンロード機能) $2.99/月SlidesGPT Pro $9.99/月 |
MagicSlides GPT for Slides | https://www.gptforslides.app/ | ・Googleスライドの拡張機能 ・テキストからスライドを自動生成 ・100以上の言語に対応 ・大量のテキストの要約、プレゼンテーションへの変換が可能 | △ | ・PowerPoint ・Googleスライド | Essential Plan $8/月Pro Plan $16/月Premium Plan $29/月 |
デザインAC | https://www.design-ac.net/wp/posts/1593 | ・タイトルや概要でスライド生成可能 ・自由にカスタマイズ可能 ・豊富な画像素材とテンプレート | 〇 | ・PowerPoint | 無料 |
ツールによって強みや苦手とするところが違うため、もしも利用を検討される場合には、課金する前にお試しで利用してみることをおすすめします。



対応フォーマットもきちんと確認しておこう!
プレゼン資料作成に特化したAIとは?その基本を解説


プレゼン資料作成に特化したAIとは、人工知能技術を利用して、プレゼン資料のデザインや構成を効率的に支援するツールのことです。
プレゼン資料作成用のAIを使えば、従来人の手で行っていたストーリー作成やレイアウト調整を自動化し、短時間でクオリティの高い資料が作成できます。



AIで生成した資料は確認が必須!AIはいつでも正しい情報を出力するとは限らないため、疑いの目を持って確認しよう!
例えば、プレゼンのテーマやキーワードを入力するとプレゼンのストーリーを自動生成したり、関連性の高い画像やテンプレートを提案したりする機能を持つツールが一般的です。
さらに、AIは大量のデザインパターンを学習しているため、トレンドを取り入れたデザイン提案も可能。このように、AIツールを活用すれば、資料作成に要する時間と労力を削減しつつ、見栄えの良い成果物を得られます。



AIが得意なことはパターンを見つけること。その点においては人間よりも優れているわ。一方で、その情報が正しいかどうかの判断はAIにはできないの。そこで人間との共存が必要だわ。
プレゼン資料作成にAIは使える!AIを使うメリット3選


プレゼン資料作成にAIを使うメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- プレゼン資料作成の時間短縮
- デザイン性の向上
- データの視覚化
それぞれのメリットに強みをもつツールも併せて解説します。
プレゼン資料作成の時間短縮
プレゼン資料作成にAIを使うことで、プレゼン資料作成の時間短縮が期待できます。
元々手作業で行っていたレイアウトやフォントの調整などのプロセスが、AIを使うことで数秒での処理も可能に。
例えば、Canvaでは、テンプレートを選択し、写真やテキストを入力するだけで、完成度の高いスライドを作成可能です。
このような効率化により、資料作成やプレゼン準備のより重要な部分に時間を割けるようになります。
更に、多言語対応の機能をもつツールを使えば、資料の翻訳も可能なため、社員の手や外注に頼って行っていた翻訳時間やコストが大幅に短縮できます。
特に国際展開しているビジネスでは大きなメリットとなるでしょう。
デザイン性の向上
プレゼン資料作成にAIを使えば、デザイン性の向上を期待できる点もメリットです。自分自身でデザインを試行錯誤するよりも、短時間でデザインの質を飛躍的に向上できる可能性があります。
また、AIツールは最新のデザイントレンドや色彩理論に基づき、最適な配色やフォント、レイアウトを自動的に提案してくれるため、デザインに自信がない人でも視認性に優れたプレゼン資料を作成可能です。
例えば、Beautiful.aiは、入力した情報に基づき、統一感のあるデザインを瞬時に作成してくれます。
こういったツールは使いやすいユーザーインターフェースを備えているため、初心者でも簡単に操作できるのが大きな利点です。デザイン性を高めることで、より効果的なプレゼン資料を作れますよ。
データの視覚化
AIツールは、データを分かりやすく視覚化できるため、訴求力の高い資料作成ができる点もメリットです。AIを活用すれば、一見複雑で分かりにくいデータについても自動でグラフやチャート化してくれるため、プレゼンテーションの説得力を高められます。
例えば、SlidesAIでは、入力されたテキストや数値を分析し、それに適したグラフを自動で判断し生成可能です。デザイン性にも優れているため、自作するよりも見た目が整ったグラフが作成できます。
AIを使用すれば、より効果的なプレゼン資料を作成できますよ。
AIでプレゼン資料を作る際の3つの注意点


プレゼン資料作成へのAIツールの活用は便利ですが、以下の点に注意する必要があります。
- 機密情報や著作権の取り扱いに気をつける
- 情報の正確性を確認する
- 人間の手で修正し、独自の観点を加えるようにする



特に、AIは嘘をつくことがある(ハルチネーション)ため、確認は必須!
機密情報や著作権の取り扱いに気をつける
AIでプレゼン資料を作るために情報を入力する際は、機密情報や著作権の取り扱いに気をつけましょう。
機密情報を入力してしまうと情報漏洩のリスクがあるためです。
また、使用する画像やコンテンツの著作権にも注意が必要です。確認不足により、知らぬ間に著作権を侵害してしまう可能性があります。Canvaでは、素材のライセンス情報を確認し、商用利用ができるかのチェックが推奨されていますよ。



著作権の問題や情報流出の問題は、AIを利用する以上、必ず付きまとう問題です・・・!注意しましょう。
情報の正確性を確認する
プレゼン資料作成にAIを活用する際、生成されたコンテンツの情報の正確性を確認するようにしましょう。AIが生成したコンテンツには、誤情報が含まれる可能性があるためです。スライド内の情報を正確にすることで、プレゼンの信頼性を維持できます。
専門家の指摘によると、AIが生成した資料は必ず内容を確認し、必要に応じて修正や補足を行うことが推奨されていますよ。
人間の手で修正し、独自の観点を加えるようにする
AIでプレゼン資料を生成した際、必ず人間の手で修正し、独自の観点を加えるようにしましょう。
AIは膨大なデータから特定のパターンを見つけ出して、情報を生成します!誤解を恐れずに表現すると「過去の情報のかき集め」です。
そのため、独自の観点を加えることで、オリジナリティのある、より効果的なプレゼン資料に仕上げることができます。特に、プレゼンの目的や相手に応じた内容の微調整には、人間の判断が欠かせません。
例えば、AIが生成したスライドに対し、独自のデータを取り入れることで独自性をアピールできます。



プレゼン資料には独自性が必須ですよね?あなたなりのオリジナリティーを織り込みましょう!
AIでプレゼン資料を作る手順


AIを活用したプレゼン資料作成の基本的な流れは、以下の通りです。
- 適切なツールを選択する
- 入力するデータを準備する
- AIで生成した資料をカスタマイズする
順番に説明します。
適切なツールを選択する
AIを活用してプレゼン資料を作成するには、まず適切なツールの選択が必要です。AIツールによって機能や強みが異なるため、目的に合ったツールを選択しましょう。
例えば、簡単なデザイン作成が目的であればCanva、データの視覚化を重視する場合はSlidesAIが適しています。
更に、操作性やサポートの充実度も確認しましょう。無料トライアルを使えば、ツールの使いやすさを事前に試せます。日本語対応の有無やテンプレートの豊富さも重要な選択基準です。



使い分けることも考えられるわね!
入力するデータを準備する
目的に応じたツールを選択した後は、入力するデータを準備しましょう。具体的には、プレゼンのテーマや目的に沿った文章や画像、データセットを用意します。この準備により、AIが生成する資料の精度向上を狙えますよ。
また、データは最新で正確なものを用意し、必要に応じてAIツールが編集しやすいフォーマットに整えておきましょう。特にグラフやチャートを作成する場合は、分かりやすく整えられたデータを入力することで、効果的なグラフの生成ができます。
生成される資料のクオリティを高めるには、入力するデータの精度を高めておきましょう。



AIをより活用するためには、AIが解釈しやすいようなデータを入力することがポイントだよ
【とても重要】AIで生成した資料を確認/カスタマイズする
AIで生成した資料は、必ず自分でカスタマイズするようにしましょう。
自分の手でカスタマイズを行うことで、オリジナリティや資料の最終的な完成度を高められます。例えば、AIが生成したデータやレイアウトに対し、自分の視点や専門知識を反映することで、資料に説得力や個性を加えられますよ。
パワポの作り方についてのコツは以下の資料を参考ください!




プレゼン資料用AIツールの選び方・選ぶポイント


プレゼン資料作成用にAIツールを選ぶ際には、以下の4つのポイントを押さえると、最適なツールを見つけやすくなりますよ。
- コストパフォーマンス
- 対応フォーマットやテンプレート
- 日本語対応かどうか
- 機能と使いやすさ
それぞれ詳しく解説します。
コストパフォーマンス
プレゼン資料作成にAIを活用する際、コストパフォーマンスを考慮して選ぶことが重要です。
無料トライアル期間を提供しているツールも多いため、まずは試してみるのも良いでしょう。また、月額や年間契約の料金プランがある場合は、使用頻度や機能の必要性を考慮して最適なプランを選ぶとよいですよ。
その際、ツールの利用によって削減できる作業時間や効率化の効果を総合的に評価することで、最終的なコストパフォーマンスを判断できます。
対応フォーマットやテンプレート
ツールによって対応しているフォーマットが異なるため、使用するAIツールが自分が使いたいフォーマット(PowerPointやGoogleスライドなど)に対応しているかも確認しましょう。
また、プレゼンの目的やテーマに合ったテンプレートが豊富なツールを選ぶと、資料作成の効率化に効果的です。例えば、Canvaでは業界別やテーマ別のテンプレートが豊富で、目的に応じた資料作成ができますよ。



テンプレートが豊富なのは、AIのいいところですね!
日本語対応かどうか
主に日本国内でツールを利用する場合、ユーザーインターフェースが日本語対応しているかどうかは重要なポイントです。日本語対応しているツールは操作しやすさの面で大きなメリットと言えるでしょう。
例えば、CanvaやSlidesAIは日本語インターフェースを提供しており、日本語環境での資料作成に適しています。一方で、日本語非対応のツールでも操作が簡単であれば十分に活用可能です。
日本語非対応のツールを選択する際は、無料トライアルを通じて使い勝手をあらかじめ確認することをおすすめします。



日本語対応していないAIツールだと、文字化けの恐れもあるので注意が必要だね!
機能と使いやすさ
AIツールを選ぶ上で、機能と使いやすさも重要なポイントです。
必要な機能が揃っているか、直感的に操作できるかを確認しましょう。特に初心者でも扱いやすいインターフェースのツールは誰でも使いやすいツールと言えます。



まずは、一回使ってみよう!
プレゼン資料作成は「AIの自動生成」と「外注による制作」どちらが良い?
「AIを用いて、プレゼン資料を自分で作成した方がお得なんじゃないか?」と考える方もいらっしゃれば、「外注した方が安心!」と思われる方もいらっしゃると思います。
そこで、プレゼン資料の作成に関して、「AIによる自動生成」と「いけてるスライド研究所への外注による制作」はどちらがいいのかをまとめてみました。
結論、信頼できる制作チームに外注を依頼することをおすすめします!
比較軸 | AIによる自動生成 | イケてるスライド研究所への 外注による制作 |
---|---|---|
制作にかかる手間 | 生成自体は簡単にできるが、内容の確認と修正は必須 | 依頼する手間はあるが、そのあとは丸投げOK |
料金 | サブスク料金のみで使い放題 | 資料ごとに費用が発生する |
完成までのスピード | 作り手の頑張り次第 | 早く納品可能! |
品質 | 内容を鵜呑みにすることはできず、見直しは必須 | 高品質 |
まとめ|AIを活用したプレゼン資料作成で効率と高品質の実現へ


本記事では、プレゼン資料作成用ツールの紹介や使用する際の注意点、AIでプレゼン資料を作る際のポイント、ツールの選び方を解説しました。ぜひAIを活用して、短時間で説得力の高いプレゼン資料作成を実現してください。
品質の高いプレゼン資料作成ならば、イケてるスライド研究所にお任せください!